ひとり暮らしを始めたばかりで、飲料水をどう確保するか迷っている人は多いのではないでしょうか。
飲料水を確保する方法としては、主にウォーターサーバー、浄水器、ペットボトルの3つがあるかと思いますが、どれを選んだらいいか迷いますよね。
そこで、この記事ではウォーターサーバー、浄水器、ペットボトルの3つを比較して、それぞれどんな人に合っているか解説していきます！
コスト比較
まず一番気になるのはコスト面ではないでしょうか。
それぞれの1Lあたりの費用を比較してみたいと思います。
| ウォーターサーバー | 浄水器 | ペットボトル | |
|---|---|---|---|
| 1Lあたりの価格 | 160~170円 | 5~10円 | 60~80円 |
| 1か月あたりの価格 （1日2L） | 9,600~10,200円 | 300~600円 | 3,600円~4,800円 |
浄水器が圧倒的に安いことが分かります！
反対に、ウォーターサーバーは割高に感じますね。
コスパの良さで選ぶのであれば、浄水器一択と言えそうです。
ウォーターサーバーの特徴
メリット
- 冷たい水やお湯がすぐに使える
- 配達してもらえる
- ストックができる
冷たい水やお湯がすぐに使えるのはウォーターサーバーにしかない最大のメリットだと思います。
特に、お湯を使う頻度が高い人はウォーターサーバーを検討しても良いかもしれません。
また、水を配達してもらえる点も、車で買い物に行けない場合にはありがたいですね。
災害時に備えてストックができるのも嬉しいポイントです。
デメリット
- 設置場所を確保する必要がある
- 電気代がかかる
- ボトルが重く、交換が大変
- 水を消費しきれない
- 契約期間が長く、期間内に解約すると違約金がかかる
設置場所に関しては、省スペースなモデルもありますが、やはり一人暮らしの狭い部屋で場所をとってしまうのは気になると思います。
ウォーターサーバーは水自体の価格も割高なため、プラスαで電気代もかかることを考えるとコスパは良くないですね。
ボトルの交換に関しては、足元にボトルを置くタイプや軽量ボトルを採用しているタイプもありますので、そういったものを検討すると良いかもしれません。
水の消費が追いつかない、契約期間内の解約で違約金がかかるという点はウォーターサーバーならではのデメリットだと思います。
違約金は1万円以上かかるケースが多いため、契約の際には慎重に検討する必要があります。
浄水器の特徴
メリット
- 安い
- 場所をとらない
- 数か月に1回のカートリッジを購入するだけ
浄水器のメリットは何といっても安くてコスパが最強なところです！
商品にもよりますが、冷蔵庫内で保管できるため、場所をとらない点も良いです。
ウォーターサーバーやペットボトルの水は毎月購入する必要がある一方、浄水器の場合、カートリッジを数か月に1回購入するだけで良いです。
複数個まとめて購入すれば、カートリッジの購入は1年に1回程度になると思いますので、ウォーターサーバーやペットボトルのようにストックを気にする必要がありません。
デメリット
- お手入れがめんどくさい
- ウォーターサーバーやペットボトルより味は劣る
- ストックができない
浄水器のタイプにもよりますが、ポット型であれば基本的に毎日、少なくとも2,3日に1回は本体を洗う必要があり、地味にめんどくさいです。
一人暮らしであれば、シンクが狭い場合もあるかと思いますが、狭いシンクで縦長のポットを洗うのはなかなか大変です。
蛇口型であれば、お手入れの頻度は下がるので、お手入れがめんどくさい方は蛇口型を検討するのがおすすめです。
味に関しては、正直ウォーターサーバーやペットボトルの天然水には劣ってしまうと思います。
味にこだわりのある方はウォーターサーバーやペットボトルを選んだ方が良いと思います。
浄水器はその都度ろ過して使うものになるので、ストックはできません。
災害時の備えとして、ペットボトルの水などをストックとして用意しておく必要があると思います。
ペットボトルの特徴
メリット
- 味が美味しい
- ストックができる
ペットボトルの水はものにもよりますが、味が美味しい点がメリットです。
ウォーターサーバーは高いけど、味にはこだわりたいという人にはおすすめです。
ストックができるので、災害時のストックも兼ねて日常的に使うというのもおすすめです。
デメリット
- ゴミ捨てがめんどくさい
- 場所を取る
- 運ぶのが大変
- ネットで購入すると若干割高になる
ペットボトルの場合、ゴミ捨てがめんどくさいです。
ストックができる反面、場所もとってしまいますし、飲み終えた空のペットボトルもゴミ捨ての日まで地味に場所をとります。
1ケース単位で購入するとかなり重いので、店舗で購入する際は運ぶのが大変です。
ネットで注文しても、玄関から運ぶのが大変ですし、ネットでの購入の場合割高になることが多いです。
ウォーターサーバーがおすすめな人
- 冷たい水やお湯をすぐに使いたい人
- 冷蔵庫にスペースがない人
冷たい水やお湯をすぐに使いたい人はウォーターサーバー一択だと思います。
また、冷蔵庫に水を保管するスペースがないという人もウォーターサーバーはおすすめです！
浄水器がおすすめな人
- コスパ重視の人
- 味にこだわりがない人
コスパ重視の人は浄水器がダントツでおすすめです！
味にこだわりがない人も浄水器で十分だと思います。
ペットボトルがおすすめな人
- 水をストックしたい
- 味にこだわりたい
水をある程度ストックしておきたいという人はペットボトルがおすすめです！
味にこだわりたいという人も、自分で好きな味の水を選べるペットボトルがおすすめです！
浄水器とペットボトルの併用がおすすめ！
浄水器をメインで使いながら、ローリングストックとしてペットボトルを使うのもおすすめです！
私自身、以前はペットボトルの水を飲んでいたのですが、コスト面が気になり、ポット型の浄水器を導入しました。
基本的には浄水ポッドの水を使いながら、ろ過したばかりで水が冷えていない時は予め冷やしておいたペットボトルの水を飲んでいます。
ペットボトルの購入頻度は少なくなることで節約になるうえ、災害時のストックもできるのでかなりおすすめです！
まとめ
冷たい水やお湯をすぐに使いたい、冷蔵庫にスペースがない人 ⇒ ウォーターサーバー
コスパ重視、味にこだわらない人 ⇒ 浄水器
ストックしたい、味にこだわりたい ⇒ ペットボトル
正直、ウォーターサーバー、浄水器、ペットボトルの中で絶対的にこれがいい！というものはないと思います。
個人の生活スタイルやこだわりたいポイントに合わせて、自分にあったものを選びましょう！
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